取り組みと当社オデッサシステム

私たち株式会社TKM環境は地域に密着し、建設産業廃棄物である無機性汚泥を受入れております。

処理プラントにてリサイクルを行い質の高い再資源材として社会に還元しています。

 

建設汚泥とは建設工事に係る掘削工事から生じる泥状の堀削物及び泥水のうち産業廃棄物として取扱われるものを建設汚泥と言います。

汚泥の状態とは、
1.標準仕様ダンプに山積み出来ず、その上を人が歩けない状態。(コーン指数:200kN/m²以下)
2.運搬中の繰り返しにより泥状を呈するもの。

汚泥発生の例

建設汚泥の場合 各種杭打ち工事
推進工事
シールド工事
地盤改良工事
高圧噴射撹拌工事
地中連続壁工事
注列式連壁工事
耐震化工事など
その他の場合 生コンスラッジ
砕石スラッジ
浄水場沈殿汚泥
不良セメント
側溝汚泥など

 

当プラントで稼働している無機性汚泥を造粒固化処理機              ~『オデッサシステム』~

オデッサシステムとは建設汚泥などの”無機性汚泥”(産業廃棄物)に特殊固化材を混合・攪拌し、水を含んだまま短時間に造粒固化処理し、土木資材に再資源化するシステムです。

平成20年4月「NETIS(国交省「新技術情報提供システム」)」活用評価技術の「設計比較対象技術」に指定され、従来技術と比べ活用効果が高く、安全性が優れている技術として位置づけられました。


オデッサシステムの特徴

オデッサシステムの処理

  1. 無機性汚泥を、ごく短時間に造粒固化
  2. 脱水、乾燥、焼却処理が不要
  3. 排水、排ガス、汚水、悪臭の発生が無い
  4. 品質と安全性を満足する改良(造粒固化処理)
  5. 降雨などによる「再泥化」しない
  6. 全量リサイクルで、産廃税が課税されない
  7. 改良土は、土木資材として100%リサイクル(盛土、裏込め、埋め戻し、路床などに利用)

オデッサシステムの施設

  1. ユニット設計でコンパクトな施設(設置・撤去が用意)
  2. 固化材の自動制御、処理結果の自動記録

 

 


汚泥リサイクルフロー